2024/2/26

2/26の朝8:15、いつも通り、仕事へ行く準備で

バタバタしながら最後の仕事着に着替えようと

した時、家のインターホンが鳴った。

画面を見ると真っ黒だったので、

すぐに玄関先で大家さんだなと分かった。
こんな朝の時間に何か急な用事だろうと

すぐ玄関へ出ると

おはようごめんね少し時間ある?と聞かれた。
この時8:15は残り5分で家を出なければ

職場に着くギリギリの時間。

着替えを入れて出るまで考えたら20分までに

でればギリギリ大丈夫かと思い、

2.3分なら大丈夫ですがどうしました?

と答えた。

それから大家さんは賃貸契約のとこで

保証人の欄を書いたかとの確かめと

僕の事を細かく調べたらしく、

ブラックリストに載ってるのねという話だった。保証人に関しては母親の名前を記入してるし、

大家さんと良く日中会う中で自己破産を過去した経験があるという話はしていた。
なので、ブラックリストに載ってるのね

というのにもそうですが。

と少し疑問に感じたが、

そのまま話を聞いていくと、ブラックリストに載ってるのが分かっていたら、

太郎くんの事は入れなかったと話をされた。

もちろん書面上だけでそのような情報が事前に分かっていたらそうだろうとな思っていた。
しかし、大家さんが管理をしてはいるが実際は大家さんの叔母が契約事や大元の管理をしていて、どちらかと言うと大家さんは継ぐ方の形に

なるので、ブラックリスト入りしてる事は

知らされていなかった。
不動産を仲介して契約した当時の僕からは事情は知らない。審査が通ったから住んだ。

それだけという事しか僕からは言えなかった。
けど、色々な住居人を見ている職業柄、

いつも太郎くんが越してきて良い子で良かった

と褒めてくれる。僕も大家さんは優しく色々教えてくれたり、気にかけてくれて良い人だし

人としても好いている。
この時点ですでに出たい時間の

8:20は経っていた。
これで、終わりかなと思っていたが、

そこから僕にとって嬉しい出来事が起きた。
それは、太郎くん投資したり会社に属さず働いてるよね?そんな過去にブラックリストに載るような人が絶対にそんな生き方やめなと真っ向から

僕の生き方、行動、働き方、将来への考えを

その一言で全てを否定された気がした。
その瞬間、心臓はバクバク。どうして急に?

という不意打ちを食らった感があるが、

僕はその否定文を大家さんからの

人生の先輩として正してあげようという優しさと心配から来た言葉だと感じた。
それに女性からの意見は凄く貴重だった。

男には考えれるのが難しい考えもあるからだ。
女性からすると安定を求めるのが子孫を残す為

の考えとして重きをおいてくるのかなと1つ思っている事だが、まさに言われてる事は安定の事だった。
そして、大家さんはなぜ僕にそう言ったのだろうと話を黙ってただひたすらに聞いた。
そうすると大家さんが言った3つが出てきた。

 

1つめ、投資などで失敗をして学歴も無く

ブラックリスト入りをした人間は2度と

投資などリスクあることをやるなという事

 

2つめ、公務員になるなり、大手に勤めたり、

資格を取る勉強をして専門職になったり会社に

正規雇用されれば将来安泰だからという事

 

3つめ、ちゃんとした会社で社員として属せば

安定もするし、太郎くんなら上司に好かれて

たくさん人生の事なども教えてくれるという事

 

この3つが大枠に言われた。

 

こう言われて、僕は否定も肯定もしなかった。
意見を言って頂いてありがとうございます。

少し自分も改めて考えてみますと言った。

 

大家さんもそれで、時間やばいよねと言って

自分の家に帰って行った。
その時点で、時間は8:28。猛スピードで職場に

向かい、職場からも電話はかかってきたが、

無事に着いた。
今メインの収入としてAmazonの配達員を

しているけど、朝の通勤時間に追われてた為

大家さんからの言葉をあまり気にしていなかった。
そして、積み込みをして倉庫を出てコースへ

向かってる途中、一息しながらの時間。

その時突然涙が出た。


正直、今何もない僕にとって言われて当然だし、鼻でも笑われるなんてその通りだよなって

感じながらも、悔しかったから涙が出たと思う。数秒で涙も出なくなって、

今日という1日をどう過ごすかだけ考えた。

 

まず配達員、あまり人と会わないAmazonだが、マンションの管理人やマンション内での通行人、直接手渡しの人などにいつもより笑顔で明るく、挨拶をした。結構大袈裟ぐらいに。

なぜそんな事をするって、僕の落ち込んだ気持ちを外に出したら相手に不快さを感じさせてしまうと思っていたから。
そうしていくと、普段からも会う人から挨拶は

返されてるが、その人達も笑顔付きの挨拶を

返してくれることが多かった。そして、

マンション内でも困っていたら管理人さんに

助けてもらえた。

 

配り始めてすぐにそんな事が起きたから、

凄く幸せで、大家さんの言葉がなければ

いつも通りの仕事でいつも通り終えていたと

思うと大家さんに感謝でしかなかった。

 

そして、仕事を終えると仕事中に考えていた、

内から出るブァァァと出てきていた内容は

少し薄くなっていった。


大家さんの言った3つを1つずつ考えていくと、

僕は大家さんの言った側には属そうという感覚は生まれてこなかった。

元々3つの考えすらもあまり持っていなかった。なぜなら全てにおいて、絶対それが正しいという事は無いと思っていたからなのと、

僕が欲しい未来では無かったから。

他にもたくさん理由はあるが。

 

1つめに関しては、確かに僕は世間的に見たら

自己破産をした訳あり。

後ろ指を差される。

当然だ。

だけどそこで失敗したという考えは無かった。

僕の考えとして、チャレンジして失敗を

恐れるよりもチャレンジしない事を恐れろ。

的な考えがあった。

勝ち負けの世界だとしたら戦わなかったら

負ける事もすらもできない。
失敗などそもそも無い。失敗をしたと思ったならそれは気づきと改善点を得た成功。

次のステップへ上がる過程でしか無い。

そこで失敗をしたらダメなんだと自分が

勝手に思い込み、チャレンジしないでおこうが

1番の失敗だと僕は考えている。
投資に関しても無知な人がギャンブル投資や

他人頼りをするのが危険であって投資自体が

危険なものでは無い。
それにお金を持っていなかったら貧乏。

これも別に悪い話じゃない。

人生の一瞬における貧乏は良い。

問題なのはその貧乏が一生続く事が問題。
たくさん投資やお金に関しても言いたい事は

あるけど、長くなりすぎるからまたどこかで。
とにかく、僕は足を止めない。挑戦し続ける。

 

2つめに関しては、確かに公務員、大手企業、

専門職などは立派な職業だし、

その為の学力や経験は凄まじい事だと考えている。

ただ安泰かと言われるとそうとは限らないという考え方が僕にはある。

前提に僕は個人事業主として働いてるが、

同時に1つの収入以外にもいくつか収入を取れるように動いてる。時代の流れからして昔は成長国日本として業績も伸びていたし、企業も個人への還元は大盤振る舞いだった。

だけど時代が進むにつれて、世界情勢の悪化や

災害、ウイルスなどの経済的ダメージなどで

経営が難しくなる企業が多い。

企業を運営してるのは生きてる人間。その人にも生活と守らないといけない会社がある事を考えるといざという時の備えとしてお金を持っておかないといけない。
そうなってくると、売上が上がってるからと

いって、下手にボーナスを上げたり、

給与の底上げができなくなる。

逆にしてしまって、一時的に社員は喜ぶが、

その後の業績で給与を下げます、

ボーナス下げますと言ったら、どう反応でるか。ほとんどはふざけるなと怒るはず。
同年代の人達もわかる通りに僕達に年金や退職金のアテも疑わなくてはいけないとこに関わってくるし、固定給の昇給が少ないにも関わらず物価の値段は昇給よりも速く上がっていく。

実質的な給与は振込金額より減っている世の中に対して会社1つだけに依存し続けるのは

リスクヘッジが取れてないし、

定年退職後、再雇用先を探しても充分な収入が取れる保証があるかも疑問だ。
会社に属する事は僕は否定もしないし、

友達にも会社なんてやめとけとは言ったことない。

プラスαの予備を備えるのが大事だということ。
まだまだあるけど、長くなりすぎるから端折る。

 

3つめに関しては、一緒に働いてる人達の仕事へのエナジーや部下への教育などに憧れるのは

その仕事をする部分だけを見れば凄く良い事だが、同時にその人達のライフスタイルや人生は

どうなのかを僕は見ていく。

酒の場、趣味の場、家族の場、友達との場。

その人が自分の憧れのライフスタイルであれば付いていく価値はあるかもしれない。


ただ、酒の場、会社の愚痴、人の愚痴などを

言ってる人に憧れを持つ人は少ないだろう。


趣味の場、道具のお金に対する妥協、やる規模の予算、場所といった部分にお金をかけられずに

お金が無いからの理由で、

諦める姿に憧れを持つ人はいるのだろうか。


家族の場、仕事が忙しくて帰るのが遅い。休日は奥さんへのプレゼント。平日の疲れを取るために家に篭もる。子供の成長を仕事で見れない。家族旅行に給与と貯金をにらめっこして範囲内での旅行。そして、一緒にいれる時間が少ない。こういう上司になりたいか。


友達との場、皆が集まるからと決めた日程が仕事で行けない。めちゃめちゃ多くの友達が集まれる日なんて、高校の文化祭が最後で

それっきり皆で集まれてない。

と言う上司の後を追ってるのは自分。


全員が全員じゃないだろうから、大枠の部分で話してるのは理解してほしいなと。

人それぞれの度合いが違うのも理解した上で

大枠の部分を話してつもり。

なぐり書きのように打ち込んでるから申し訳ない。


本当にやりたい事や、なっていたい事を

最初からできない、なれないと決めつけ見て

みぬフリをして1日から一生を過ごす時間を

ほとんどの人達が多いのに対して

僕はそうなりたいと魅力を感じれなかった。
これもまだまだ言いたい事はあるけど、ここまで。

 

3つを通して、僕は欲深い人間だなって凄く理解している。そして、賛否両論ももちろんあるのは覚悟の上。
けどこれだけは言っておきたい、

誰かを否定したり、

見下してつもりは一切ない。

そしたら、今までの僕に友達はいないだろう。
ただ、これでいなくなる可能性もあるという

恐怖は凄まじくある。
どう思われるかが僕にとって1番怖い。
それでも、ここまで読んできてくれた人達に伝えたい事は、

ありがとう。

僕は僕の友達、他人、世界の全員が完璧であり、各々本当に日々頑張って生きてるし、

しっかり考えをもった上での行動だなと本気で思ってる。僕に嫌いな人ができない理由もそこにある。全員素晴らしい人達と思ってる。

だからこそ、現状に満足してない事が起きる人、感情に湧いて出てくる仕事忙しいー、

休みは休みたい、給料上がらないかなー

などあるかもしれないし僕も労働してるから

同じ立場として、共感できるからこそ、

協力したいし皆の力になりたいのが本音。

 

多くの人達が、真面目に勉強して良い学校を

出て、良い就職先について、定年まで働くという教育を親、学校、世間からほとんどの人が学んできた。僕も同じ教育を学んできた。
学校でも皆が同じ問題をテストし正解は1つ、

間違えていたら✗を付けられ、

それを数値化され、君は頭が良いね、

君はダメだねと評価をされていたし、

集団行動ができなかったりするとその度に

怒られ、周りの皆も含めどんどん大人しくなり、
まさに出た杭を何十個も上の大人達に

叩きつけられていた感じだった。

完全に個性を奪われていく場所だと感じていた。それが義務教育9年と高校の3年間続いた。

学校の12年間はとても楽しかった。

ただ、学校生活の中でも行きたくない、

めんどいという感情はあった。

でも社会人になったら、死ぬまで労働って

何年あんだよって思っていた。

学校も仕事も1日、1週間、1ヶ月、1年を通して

ほとんどがその時間で多くを占めていたから。
人生において僕なりの1番大事なのは時間だと思ってる。時間は有限なもので、無限ではない。人はいつか死ぬ。
今回はお金に関するところでの大家さんからの意見などが大半だったので、最後に話すと、

お金が大事ではないと良く言う人もいるが、

お金をもしたくさん手にすることができれば、

仕事の自由、時間の自由、生きる自由がこの

資本主義社会で手にして良いですよという世界に産まれているのだから、大衆の常識を疑って、

自分の欲を奮い立たせて1歩踏み出すのもアリなんじゃないか?って思う。

 

男として、親への親孝行、女性への尊敬と

守るべき攻めの行動、子供への希望、

友達への感謝、見ず知らずの人達への勇気を与えられる人間になれるよう、

これからもたくさんチャレンジして、学び、

まだまだ子供で未熟な僕自身を成長させていける人生ゲームを楽しんで生きたいと思います。